■かつてはプロの領域だったビジュアルづくりの技法が、コンピュータの登場で クリック 作業でできる
 カジュアルなものになりました。きれいに線を引いたり、 色を塗ったり、 立方体 を作ったり…ソフトを使い
 こなせば、誰でも様々なワザ が自在に操れます。
 が、いくらテクニックを手に入れても、線をどう引けばどんな表現ができるか、 どんな 色を使えばどんな印象を
 与えられるか…そんな形や色の持つ「意味」や 「効果」を考え ながらビジュアルづくりができなければ、人の心
 を動かすデザ イン を作ることは難しい のです。このページはあくまで私のうんちくで満たされています。
 「色」について、よければ私のうんちくにおつき合いください。

■いつも白っぽい服を好んで着ている人が、突然真っ赤な出で立ちでやってきた…。
 かなり雰囲気が変わって見えることだろう。同じ人でも、着ている服の色で性格まで 変わって見える。
 部屋のカーテンをレモンイエローにしてみた。淡いベージュだった 頃とは、部屋の空気まで違う気がします。
 色による変化。変わったのは色だけではなく、この場合は「気持ち」の方が大きいよ うです。
 色は無言で感情に訴えかけることのできるモノです。
■明るい、暗い、楽しい、沈んだ。温かい、冷たい、好きな、嫌いな…。色を説明する 言葉には、しばしば感情
 的な形容がつきます。このことからも、色は心と深く結びつ いていることがわかります。
 ある人はピンクが大好きでも、その隣りの人は大嫌いかもしれない。 ある人が「雄大だ」と感じる青を、別の
 人は「寂しい」と言うかもしれない。
 感情を動かすものでありながら、相対的で確信がないところもまた、色の持つ特徴です。
■よく「きれいな色」「きたない色」という言葉を耳にします。はて、きれいな色とはど んな色なのだろうか?
 あなたはどんな色をきれいだと感じますか?
 私は、本来そんな色などないと思っています。どんな色も美しく、同時にきたなくもな り得るものだと思います。
 一つには感覚。濃い焦げ茶色を見せられて、これはウチの裏 のドブの色だよと言われるのと、これは新しくできた
 あの店のチョコレートの色だよ、 と言われるのでは、受ける印象がまったく違うはず。
 同じ色なのに、吐き気がすることもあれば、よだれが出てくることもある。まさに色は 感覚的です。
■一つひとつの色白体には、きれいもきたないも絶対にないはず。 こうして考えてみると、色は心を動かす、感情
 に訴えるというよりも、むしろ心そのも のであるのと言えるのかも。人が一人ひとり違うように、色への感じ方、
 色がもたらす 効果も人によってさまざま。
■これが良い色!というものもなければ、史上最悪の色なんてのもないのです。
 人の数だけ色があって、それはみんな、その人の色です。 ただ、色という要素が人の感情、感覚と非常に密接な
 関係を築いていることを忘れては ならないのです。 色は気持ち。色は心。
 むう〜〜〜配色に悩んだら、外へぶらぶら息抜きに行く。 キレイな色は、豊かな心にあるのかもしれないしね!